情報技術機器向けACアダプターの事例

このページでは当社の情報技術機器向けACアダプターについての事例を紹介しております。ユニファイブでは情報技術機器に該当するアイテム向けに、IEC60950を取得済みの、非常に幅広いラインナップの紹介が可能です。また、取得済みのIEC60950で、世界各国の60950基準の安全規格も取得しております。

情報技術機器とは、IECで定められている技術基準のIEC60950にて、指定されている機器が該当すると規定されております。実は、私達の生活の身近なところには、沢山の「情報技術機器」が溢れています。

情報技術機器の適用規格

対象となる機器が多いので、以下にて一部の例を抜粋させて頂きます。IECの流れを組む日本のPSEの技術基準のJ60950では、以下のような機器が該当するとの記載がございます。

上記のように、一部の例を抜き出しただけでも、幅広い機器が記載されており、そこに加えて、記載以外の他の機器であっても、認証機関の審査によっては情報機器に該当するよう連絡を受ける場合もあり、非常に幅の広い適用規格となっています。これらに該当する装置に使うACアダプターでは、国内であればPSEの別表第八か、別表十二のJ60950の技術基準での評価を合格しなければなりません。

また、海外市場向けではIECの技術基準であるCBスキームに加盟している国であれば、IEC60950の技術基準と、同等の各国独自の安全規格の要求に合致することが求められます。

以下は各国技術基準のみを抜き出したものですが、IEC60950が各国で共通になっているのが、わかりやすいと感じましたので、ご紹介させて頂ききます。

情報技術機器を、アメリカ合衆国及び、欧州で販売をご希望の場合に必要な、法的な安全規格の「技術基準」の比較例

IEC技術基準 IEC60950
UL技術基準 UL60950
CEの技術基準 EN60950

またCBスキームに批准していない国でも、台湾や中国のように、IEC60950に極めて近い、技術基準を設けている国も多数ございます。ユニファイブでは、これらの情報技術機器に該当するアイテム向けに、IEC60950を取得済みの、幅広いラインナップをご用意しております。シリーズによって差はありますが、取得したIEC60950を使用して、各国の609650基準の安全規格も取得しておりますので、お客様のご要望のACアダプターが見つかります。まずは、当社にお問い合わせを頂くか、当社カタログをご確認頂ければ幸いです。

情報技術機器の事例

製品導入事例 1  Wi-Fiのアクセスポイントを輸入されているお客様へ

以前、海外からWi-Fiのアクセスポイントを輸入されているお客様より、機器を輸入しているが、同梱されているACアダプターは、海外の規格のACアダプターの為、プラグの形状も違い、同じような規格を取得できている、信頼性の高いACアダプターがほしいとの連絡を、頂戴したことが有ります。

対象の選定にあたり、PSEとIEC60950が取得できているACアダプターを提案することはもちろんですが、以下のような内容を確認し、評価をして頂きました。

  1. DCプラグはどの様な物が良いか
  2. 信頼性データの提出。MTBFや寿命資料、オープンショート試験等々

評価は無事承認を頂き、確実に販売期日までに量産品を納品し、出荷に間に合いました。

製品導入事例 2  国内の某キャリア様向けのルーター用カスタム電源の作成

以前、上記の通り、お客様から、国内の大手通信業者向けのACアダプターのカスタム作成依頼を頂戴したことが御座います。製品は国内向けなのですが、信頼性の付帯条件としてIEC60950を順守するという付帯条件と、通信業者様からの信頼性基準及び、機器製造をされる、お客様の独自の電源採用基準の両方をクリアする必要があり、カスタム対応をさせて頂きました。

事例1にも挙げましたが、こういったケースの電源に関するご要望のヒアリング、お客様の用途に関する初動での確認は、弊社にお任せください。弊社では初動段階で、その時点で必要な電源採用基準の情報について、弊社ユニファイブの経験豊富な電源コンサルタント達が、率先してヒアリングを行い、満足をいただけるソリューションをご提案させて頂いております。

要求の中には製品の発熱に関する規定や、伝導ノイズの調整など、お客様とどのように対応するのかを細かく話し合い、調整する必要がある項目も御座いましたが、無事に開発を終え、量産品を期日通りにしっかりと納品し、対応させて頂きました。この機器では、PSEとIEC60950の取得費と回路開発費、冶具作成費など、カスタムと安全規格取得に関わる費用をお客様にご負担頂きましたが、このような細かな対応も当社がお客様に喜んで頂ける対応の一つかと思います。

製品導入事例 3   ゲートウェイの機器用のACアダプターの開発

以前、ワイヤレス機器メーカーのお客様より、IoMゲートウェイ(※IoMは株式会社IDY様の登録商標です)の引き合いを頂きました。   

一般に販売されているACアダプターの多くが、動作保証温度範囲が040℃ですので、お客様が要望されるような-2060℃環境での動作保証をしておらず、困られておりました。

お客様にヒアリングをしてみますと、動作温度範囲の要望の背景には以下の3点の事情が有りました。

  1. 一度設置されるとその場所から余り動かすことがない。
  2. 通信機器は、天井裏や日向、寒冷地の窓側等、想定した以上の低・高温度環境の場所に設置される可能性があり、動作温度は余裕のある設計にしたい。
  3. ゲートウェイ機器は設置場所が 鉄道車両内や一般家庭、更には工場内、ショッピングモール等になるので、動作が停止すると使用者に大変な迷惑が掛かる。

 そこで弊社としては、お客様に実使用の定格より少し大きい定格のACアダプターを用いてモディファイし、機器の実負荷時に-20℃60℃の保証を可能に出来る様調整し、提案した処、そのままご採用頂けました。

その後、このお客様の製品は現在、皆様が出張や旅行で使用される様な、高速鉄道の車内のWi-Fiサービスにも使用されることが決まったそうです。

また、弊社としても、これが広温度範囲品シリーズである、SUシリーズをリリースしていくきっかけとなりました。

製品カタログをPDFでダウンロードできます。

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