保存湿度範囲

電気・電子機器を通電しない(動作させない)状態で、長時間保存した場合において、故障や性能を劣化させない最低湿度と最高湿度の範囲のこと。長期間の保存を想定しているため、多湿な環境下での使用を目的としている機器では、保存湿度範囲の上限は、動作湿度範囲の上限より低い場合がある。保存湿度範囲より高い場合は、多湿による腐食劣化のリスクが高くなる。逆に低い場合は、静電気による電気的な故障や劣化のリスクが高くなる。

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