空間距離

導体同士の絶縁を保つ上で、必要となる離隔距離。沿面距離が、基板などの接する物体に沿った距離であるのに対し、空間距離は、導体間の直線上の最短距離を表わす。電子機器の安全規格の多くで、必要な絶縁性を保つための空間距離が、定められている。空気が絶縁物となっている場合において、絶縁性を保つ上で重要な要素となる。電位差が大きいほど、絶縁破壊が起きやすくなるため、空間距離が大きくなる。

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