実効値

交流電圧・電流を、同じ仕事をする直流電圧・電流に換算した値。計算方法は、交流波形の瞬時値の2乗を、周期分積分した値を、周期で除し、その値の平方根となる。例えば、正弦波の交流電圧においては、波高値(最大値)をVmとすると、実効値Veは、下式で表わされる。

Ve=Vm/√2

普段、日常生活でも交流電圧・電流の大きさを示す値として使用している。例えば、家庭用コンセントの100Vは、実効値であり、最大値(波高値)はその√2倍となる141.4Vである。

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