Yコンデンサ

電源回路において、ノイズを除去などが目的で1次側に設置されるコンデンサの内、相と大地(アース)間に設置されるもの。ライン・バイパス・コンデンサとも呼ばれる。Yコンデンサが故障した場合、地絡電流による機器故障や火災の危険性がある。さらに、Xコンデンサに比較して、漏電による感電の危険性が高い。そこで、Xコンデンサと同様に、厳しい規格が定められている。Yコンデンサの規格は、国内規格ではJISC5101-14、国際規格ではIEC60384-14がある。

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