温度サイクル
電気・電子部品の温度環境に対する耐性を調べるための試験。試験温度環境は、部品の使用環境によって異なるが、主に次の3項目である。
- 最高温度への耐性
- 最低温度への耐性
- 最高温度から最低温度への変化および
その逆の変化への耐性
1.2.は、部品によっては、最高温度は300℃、最低温度は-50℃に及ぶものもある。
3.は、主に部品の加熱による膨張と冷却による収縮への耐性を調べる。この場合、部品を構成する物質の膨張係数の違いによる応力が、不具合の原因となるため、加熱と冷却を規定回数繰り返して、温度変化への耐性を調べる。