リップルとノイズについて

ACアダプター、スイッチング電源のリップルとノイズについての特集ページです。リップルとノイズに関する基礎知識と、ACアダプターとの関係を記載しております。何かご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。

リップル」と「ノイズ」は、ACアダプターの性能を示す項目の一つで弊社の仕様書には以下のように表記しています。(ユニファイブ製品仕様書から抜粋)

アイテム仕様最小代表値最大
出力電圧 24V
出力電圧範囲 Typical出力電圧 22.8V 25.2V
負荷電流 1A
リップル 入力電圧(typ)全負荷電流25℃ 150mV
ノイズ 入力電圧(typ)全負荷電流25℃ 150mV
出力保持時間 入力電圧(typ)及び全負荷50Hz 10mS
起動待機時間 2S

リップル」、「ノイズ」いずれも直流である出力電圧に含まれる微細な変動を示すもので本来0(ゼロ)であることが望ましいのですが、原理上、完全に除去することは難しく、これがいかに小さいかという事がそのACアダプターの性能ということになる訳です。

ただ小さければ小さいほど「いいACアダプター」か、というと、いちがいにそういうことでもなく、「リップル」や「ノイズ」を小さくするには使用する部品の数量や大きさ等に影響する為、大きく、重く、そして価格が高くなることになります。

したがってご使用いただく機器に対して最適な性能を定めて「ACアダプター」をお選びいただく必要があります。

そこで、「リップル」と「ノイズ」の違いについての説明ですが、一般社団法人 電子情報技術産業協会=JEITAの規格には下の図のように規定されています。

(JEITA規格より抜粋)

「リップル」と「ノイズ」の違いの図

リップル」は交流電源の50/60Hzの周波数成分からなる変動、「ノイズ」はACアダプターのスイッチングにより生じる数十kHz以上の周波数成分からなる変動です。それらを合わせたものと「リップルノイズ」といい、「リップル」、「ノイズ」<「リップルノイズ」<「リップル」+「ノイズ」 の関係があります。

弊社では、ご用途に応じて様々なACアダプターのご用意があり、個別の仕様書もダウンロードできますので是非一度ご覧ください。カスタム対応も得意としております。ご質問等がありましたら、是非ともお問い合わせをお願い致します。お客様の「こんなのあったらいいのに…」に応えます。

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今回ご紹介したJEITAの規格は下記のページより購入することができます。また閲覧だけなら無料で見られるものもありますので、詳しくはそちらをご参照ください。

JEITA規格 > 一般電子部品部門 > 変換部品<直流安定化電源>関係

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