静的入力変動

電源回路などにおいて、負荷電流などが定格条件時において、入力電圧を指定の範囲内で、ゆるやかに変化させた場合の出力電圧の変動のこと。電源回路の入力変動に対する安定性を示す指標の1つであり、静的入力変動が小さいほど、長時間にわたるゆるやかな入力電圧の変動に対する安定性が高い。用途としては、入力となる商用電源が、需要供給のバランスにより、1日の内でゆるやかに変動する場合などに、出力電圧の安定性を推測する上で有効である。

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