チョッパ方式

入力電圧を、半導体スイッチのオフ・オン動作により制御して出力する方式。ダイオードで電流の向きを制御しながら、スイッチのオン期間にインダクタにエネルギーを蓄積し、オフ期間に出力にエネルギーを放出する。半導体スイッチにより、電圧や電流を切り刻む(チョッパ)ことで制御することから、この名前が付けられた。昇圧型コンバータ、降圧型コンバータ、昇降圧型コンバータの3種類がある。昇圧型コンバータの使用例としては、DC12Vのバッテリー電圧から、低いDC5Vの電圧を取り出す場合がある。昇圧型コンバータの使用例としては、ハイブリッド自動車や電気自動車の昇圧方コンバータがある。昇降圧型コンバータは、入力電圧と逆極性の電圧を取り出せる特性から、使用例としてはメモリIC用負電圧を作る用途がある。

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